宮城県丸森町で自然農を営む北村さん夫婦。有機百姓の仲間たちで放射能測定室を作ることになりました。
測定室支援.pdf
北村さんはもともと神奈川に住んでおり、なんと自給の邑時代のお客さん。私は何度も配達にいきました。
南相馬から石巻に行く途中に丸森によれるじゃない、ということで、3回目の勇気野菜プロジェクトの便でおじゃましてから情報を交換をしてきました。
メーリングリストからの転載
宮城仙南の有機農業、自然農の生産者、8軒を中心にスタートすることになりました。放射能汚染地域で農業を続けていくためには、ドイツのミュンヘンのように、自分たちで測れるシステムを作る必要があるためです。市民の方の測定も引き受ける予定です。機種は、LB2045 核種が特定できて、1ベクレルから測れるものです。(前金160万円を払うために、苦労しました)
ということで、広くカンパを呼びかけるチラシを作りました。できれば、いろいろな所に拡散していただけるとありがたいです。
よろしく、お願いします。
東林間ではLB-2045より機能は劣るけれど、携行性に優れ、誰にでも計測可能な簡易な機種LB-200購入を決めています。もちろん検出限界20Bq/kgでは満足いかない、ので、更に上位機種の購入を目指しています。
各地に放射能測定室を、そして測定室のネットワークが必要です。
宮城へのご支援もよろしくおねがいいたします。
参考
放射能から命を守る宮城県南部の会
http://tamaky.com/kibou/
P.S.
当初導入予定であったLB2045については計測結果に非常に問題が多い、ということが明らかになっており、宮城県南部の会では、この機種についてはキャンセルしています。
導入する機種はATOMTEX のAT1302Aとなりました。
LB2045導入を検討されている方々、団体は、再検討をする必要があります。
1.カタログデータの1Bq限界までは24時間以上の計測が必要(27時間という情報も)
2.セシウム134、137の分離が十分ではない
3.セシウムがなくても結果としてセシウム検出と出力する場合がある(スペクトルでは問題ないが)
私が把握しているかぎりの問題点は以上3点です。
よって東林間測定室からの機種選択からもLB2045は除外しています。
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