放射能測定器 こんなもの本当は “い ら ね え”
“核"さえなければ、こんな心配をみんなすることはなかったのに・・・
核実験の放射能、そしてチェルノブイリの放射能がようやく減ってきていたのに、原発事故で日本そして世界中が大量の放射能で汚染されてしまいました。
土壌が汚染され、水が汚染され、木々も放射能まみれになっています。
汚染された大地から生み出される生きる糧、食べ物への汚染の移行が今後も心配です。
行政が行う放射能測定は、断片的で、きめ細かな作業の結果ではありません。
だから、汚染された食べ物が、大きな網をポロポロと通り抜けているのではないかと、危惧するのは当然です。
出荷制限がかかることを心配して、出にくそうなところからサンプルを取っている、ということも事実です。
野菜を測定したら、その成育した環境についても同時に測定し、データを蓄積し、移行係数を求めていくことも必要でしょう。
高線量汚染地域以外では、子供たちの遊ぶ学校の校庭、、園庭などの土壌調査もほとんど行われずに、不安の中で子供たちを学校に通わせざるをえないという現実もあります。
すべて国の決めた暫定基準に従い、国の意向を横目で見ながらの対応では到底私たち市民の疑念を晴らすことはできません。
私どものお店、チャンプールに入荷する野菜の生産者たちも、野菜を検査機関に持ち込み検査を続けています。
チャンプールも、毎年好評の川根のお茶を核種検査に出し、ND(1Bq/kg検出限界以下)という結果のもとで販売をしています。
しかし、検査機関が少ない上、検査依頼検体数が増えているため、結果が出るまでに時間がかかることが多くなってきています。
もっともっと色々なものの汚染の実態を知りたいし、同じ生産者の同じ生産物でも、時間の経過によって放射能の値が変化することも当然ありえます。
お客さんたちも、自分たちの食べている物、環境の放射能汚染について知りたいという方々が多くいらっしゃいます。自分で確認して納得して食べ物を選ぶことができるようにしたい・・・
チャンプールでは、Na(T1)シンチレーションサーベイメーター(ベクレルモニター 検出限界20Bq/kg ヨウ素131換算測定)の購入を決め、借金して前金を払い込みました。
このLB200という機種は、手順さえ覚えれば、誰でも自分の手で計測できる機械です。計測時間は15分。前処理とデータの読み取り、後処理を含めて30分程度で1検体の測定ができます。さらに、移動可能で畑に持ちこんだりすることもできます。
どうせだったらこの機械をチャンプールだけのものにしないで、「市民測定所」といったような形でたくさんの人たちが使える形にしたい、と思うのです。
そしてさらに検出限界が低く、核種分析もできる上位機種についても購入を視野にいれたい・・・ということで目標500万円!!!
福島県の市民団体でも、こうした放射能食品測定所の開設に向けてすでに動き出しています。 農産物の産地表記をやめなさいと国が言い出す現実です。
各地に「市民測定所」が必要な時代です。
ベクレルモニター LB200 20Bq/kg限界 核種分析はできません。
本体1000000円 マリネルビーカー 10セット 59000円
ガンマスペクトルメーター LB2045 1Bq/kg限界 核種分析ができますが、ゲルマニウム半導体検出器に比べ精度に欠ける。機種については国産応用光研についても検討の余地あり。(1セット500万円程)
本体 880000円 鉛シールド 1000000円 テスト線源 150000円
ソフトウェア 79000円 マリネルビーカー 10セット 120000円
他に、電子ばかり、コンピュータ、フードプロセッサーなどが必要となります。
LB200については、簡易な機種ですので、一度覚えてしまえば誰でも計測できます。LB2045についてもそれほど経験は必要がないと思われます。
お金の集め方・・・一例
個人一口10000円。自分で計測する場合は無制限に測ることができる。
委託の場合は1000~2000円程度の負担
LB200の場合、同位体研究所にて計測の場合初回10500円
法人一口 50000円。法人が計測する場合は無制限に測ることができる。
委託の場合は 1件3000円程度の負担。
口数に制限は設けず。権利は口数にかかわらず同等のものとする。
得られたデータについては、ネット上等で公開する(個人情報に配慮)。
とりあえずの目標金額は1000755円。
その他にできること。思いつくままに
日曜日などに出張測定会。
土壌は㎡計測とkg計測の2本立てにする。そのための枠や採取用の器具があった方がいい。
生産者は産物と栽培した土壌を同時に計測する。
朝食、昼食、夕食といった具合に実際に口にしたものを計測する。
運営の方法 将来的にはNPOとした方がよいだろう。
とりあえず、機器はチャンプールに置き、事務局もチャンプールが務める。
委託料金、出張測定会の収益を人件費、事務経費、などに当てる。
LB200到着までにまだ間があるが、とりあえず残金の500755円については早急に集めておきたい。測定室設立に賛同の方は、出資金、口数、委託測定量、運営方法などについてご意見をください。
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